ピアノの耳コピが難しく感じる理由!できるメリットとやり方とは?

趣味・習い事

最新の曲を弾きたいけど、まだ楽譜が出ていない。

お気に入りの曲を演奏したいけれど、楽譜が手に入らない。

そんなとき、耳コピに挑戦してみるのはいかがでしょうか?

耳コピは特別なスキルが必要と思われがちですが、コツさえ掴めば誰でも可能です。

今回は、耳コピを使ってピアノを弾く方法をご紹介します。

ピアノの耳コピが難しく感じる理由

ピアノの耳コピと聞くと、難しそうだと感じる人は少なくありません。

しかし、基本的な音楽の知識があり、音程を取ることができれば、耳コピは意外と簡単です。

それでも、ピアノの耳コピを難しく感じてしまう人がいるのは事実です。

ここでは、ピアノの耳コピが難しいと感じる理由をお伝えします。

ピアノの耳コピには絶対音感が必要と思い込んでいる

耳コピでピアノを弾くには絶対音感が必要だと思っていませんか?

確かに、絶対音感があれば耳コピはしやすいかもしれません。

しかし、絶対音感がなくても耳コピは十分可能です。

多くの人がテレビで聴いた流行の曲を、カラオケで歌えるのは、絶対音感がなくても音程を取れるからです。

ピアノの耳コピも、聴いて覚えた音程をピアノで再現するだけです。

カラオケでできるのであれば、ピアノでもできると感じませんか?

才能がないと思い込んでいる

音楽の授業が苦手だったり、音楽の才能がないと感じていると、耳コピが難しいと感じるかもしれません。

しかし、結論から言うと、耳コピは才能ではなく、訓練次第で誰でも習得できます

耳コピは、音程を覚え、それをピアノで再現する作業です。

音程さえ覚えれば、あとはピアノで確認しながら弾くだけなので、難しく考える必要はありません。

今では耳コピをサポートするアプリも登場しており、誰でも簡単に耳コピができる時代です。

ピアノで耳コピに挑戦したいと思ったら、すぐに始めてみましょう。

耳コピでピアノを弾くメリット

楽譜売り場に行けば、クラシックから最新のヒット曲まで幅広いピアノ楽譜が手に入ります。

しかし、中には楽譜を使わず、耳で聴いた音を頼りに演奏する人もいます。

耳コピでピアノを弾くことには、どんな利点があるのでしょうか?

楽譜がなくても弾ける

耳コピができるようになると、楽譜を購入せずに好きな曲を演奏できるようになります。

メロディを耳で捉えることができれば、左手の伴奏を考えるだけで一曲完成します

耳コピが得意な人は、伴奏部分まで耳で捉えて弾くことも可能です。

市販の楽譜は便利ですが、実際に弾いてみると自分の好みに合わないアレンジがされていることもあります。

そんな時、耳コピを活用すれば、好きな曲を自分らしいアレンジで演奏することができるのです。

メロディ譜が作成できる

耳コピができると、自分でメロディ譜を作ることが可能になります。

メロディ譜とは、五線譜に単音のメロディを記し、その上にコードを記入したものです。

耳コピを通じてメロディに合ったコードを書き込めば、オリジナルのメロディ譜が完成します。

コードの知識や耳コピのスキルが必要ですが、メロディ譜を作成できるようになると、ピアノのレパートリーが広がります。

これは耳コピを活用する大きなメリットです。

アレンジ力が向上する

耳コピでピアノを弾く際、右手でメロディを弾くだけでなく、左手で伴奏も行う必要があります。

このときに求められるのが、伴奏のアレンジ力です。

アレンジに慣れていない場合でも、耳コピを繰り返すことで、さまざまな伴奏パターンを学び、自分のスタイルを見つけることができます。

コードを使った演奏も、基本的な押さえ方だけでなく、さまざまなアレンジを試してみることで、独自の演奏スタイルが自然と身についてきます。

アレンジ力が高まるのも、耳コピを活用することで得られる素晴らしいメリットです。

耳コピでピアノを弾く方法

耳コピを使えば、楽譜が手に入らない曲でも自由に弾けるようになり、アレンジ力も向上します。

特別な才能が不要で、練習を重ねることで誰でもできるようになるなら、ぜひ挑戦してみたいですよね。

ここでは、ピアノを耳コピで弾く具体的な方法をご紹介します。

簡単な曲から耳コピを始める

耳コピが初めての方は、まずは簡単な曲から始めるのがおすすめです。

ピアノに慣れている人や子供の頃に習っていた人は、複雑な曲でも比較的スムーズに耳コピができるかもしれません。

しかし、大人になってからピアノを始めたばかりの人にとっては、難易度が高く感じることもあります。

まずは、四分音符が中心のシンプルな曲や、子供向けのミュージカルやアニメの曲から挑戦してみましょう

簡単な曲で耳コピに慣れたら、徐々に難しい曲にチャレンジしてみてください。

耳コピする曲を何度も聴く

耳コピをする際は、対象となる曲を繰り返し聴くことが重要です。

どんなに好きな曲でも、一度聴いただけですべての音を正確に歌える人は少ないでしょう。

完璧にメロディを耳コピするには、何度も繰り返し曲を聴くことが不可欠です。

繰り返し聴くのが手間に感じるかもしれませんが、好きな曲や流行の曲なら、自然と何度も聴いてしまうはず。

焦らず、曲を自然に歌えるようになるまでじっくりと聴き込みましょう。

歌いながらピアノで音を確認する

曲を何度も聴いてメロディを覚えたら、鼻歌でもいいので歌いながらピアノで音を確認してみましょう。

理想的には、ピアノが手元にあって、実際に音を鳴らしながら確認できる環境がベストです。

鼻歌を歌いながら、ピアノの鍵盤を押して、鼻歌と同じ音を探してみてください。

音程が上がるときは右側の鍵盤、下がるときは左側の鍵盤を使って、正しい音を見つけていきます。

正しい音が見つかったら、次の音へと進みます。慣れないうちは、音をメモしながら進めると良いでしょう。

確認した音をつなげてピアノを弾く

覚えたメロディと同じ音をピアノで確認できたら、それらの音をつなげて演奏しましょう。

音をつなげて弾いたとき、覚えたメロディとピアノから聞こえてくる音が一致すれば、メロディの耳コピが完成です。

忘れないように、何度も繰り返し弾いたり、楽譜にメロディを書き起こすことをおすすめします。

耳コピしたメロディを楽譜に残しておくと、次に演奏したいときにその楽譜を見ながら弾けます。

楽譜にメロディを書きためていくことで、自分のレパートリーが増え、耳コピのモチベーションも高まりますよ。

伴奏を耳コピしてみる

メロディの耳コピができたら、次は伴奏に挑戦してみましょう。

伴奏の耳コピは、メロディの下にある音を聞き取る必要があるため、少し難しく感じるかもしれません。

そのため、伴奏を耳コピする際は、集中して音を聞き分けることが重要です。

複雑な伴奏は難しいので、まずはシンプルな伴奏から耳コピを試してみてください。

もし伴奏の耳コピが難しいと感じたら、コードの勉強をして、コードを基に伴奏を作る方法もおすすめです。

まとめ

耳コピでピアノを弾くのは一見難しく感じるかもしれませんが、メロディの耳コピは比較的簡単に習得できます。

伴奏の耳コピは少しハードルが高いですが、無理そうならコードを勉強して伴奏を作るのも良い方法です。

耳コピができるようになると、楽譜がなくても好きな曲を演奏でき、自分だけのアレンジ力も身につきます。

練習すれば誰でもできるようになるので、耳コピに興味がある方はぜひ挑戦してみてください。

メロディを耳コピしてピアノを弾くことは、それほど難しいことではありませんよ。

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